動画制作を頼む際に準備が必要なもの

動画制作を頼む際に準備が必要なもの

動画制作に必要なものを準備する場合には、どういった目的でサービスを利用するのかでかなり異なってきます。
例えば、企業の宣伝用のPR動画などを作りたいと考えている場合には、どういった方向性で制作を行ってもらいたいのかがある程度は決まっている傾向があります。
そのため、企業側で用意している素材をきちんと業者側に提供することによって、制作を行っていくことは普通です。
デザインや音楽が存在する場合には、それを提供することが重要です。
使ってもらいたい素材があるときにはそれを提供しておかないと、業者がどういった動画制作を行っていけば良いのかが分からなくなってしまうためです。
反対に、こういった素材など持っておらず1から全て依頼したいと考えている場合には、予算を準備しておかなくてはいけません。
高額になりがちですが、それでも1からきちんと作ってもらうことができますので立場によって容易しなくてはならないものが違うということを理解しておくことです。

素材を使って動画制作をしていくときの注意点

動画制作を行っていく時には、素材となる物を準備しなくてはいけません。
ただ、インターネット上でそれらを見つけて行く場合には本当にそれを利用して良いのかということを確認しておく必要があります。
例えば、自社で素材を準備して動画制作することに対しては大きな問題にはなりません。
これは、利用されているものについての権利が会社側に帰属することになるからです。
一方で、インターネットでフリーあるいは有料で利用できるものに関しては、それがたとえ無償で利用することができたとしても、その権利関係でトラブルが生じる可能性は存在します。
特に、動画制作を行ってそれをインターネット上で公開しようと考えている場合には、その動画に収益性が生まれる可能性も十分にあるためです。
フリーで提供されているものの中には、収益性が存在する動画に対して使うことを禁止しているものもあります。
それを知らずに使うと、権利侵害になる可能性が高いので気を付けなくてはいけません。

著者:斉藤修也

筆者プロフィール

東京都八王子市生まれ。大学卒業後動画制作の会社を企業。動画制作にについてコラムを執筆しています。